借りて返す、つまり借金を借金で返すことは避けましょう。返しているように見えますが、全体的に見れば借入金は増えており、実質的には複利方式となります。
複利方式とは、利息と元金を合算した金額に対して利息を計算する方法で、定期預金などで採用されることが多いです。
定期預金であれば預金がどんどん増えて嬉しいのですが、借金がどんどん増えては大変です。例えば20万円を20.00%で借りれば1年後には24万円になります。
これを返済するために24万円を20.00%で借りると、1年後には28万8000円になります。つまり、2年間で20万円が28万8000円に増えてしまう計算になります。
借りて返すことは、お酒で例えるとウィスキーをジンやウォッカで割ることと同じです。見た目はウィスキーの水割りと変わらず、
アルコールが弱くなった様に見えますが、実は余計に強くなっています。
返済のための借金はその場しのぎであり、結果的には借金が雪だるま式に増えてしまいます。雪だるま式という言葉は、ボール状に丸めた雪を下り坂に向かって
転がすと、周りの雪を含んでどんどん大きくなり、転げ落ちるスピードもますます上がる様子が語源となっています。借り入れ件数が増えれば増えるほど高い金利で
借りることになり、借金が増えるスピードは上がり、生活レベルは反比例して下がります。まさに人生が坂道を転げ落ちるような状態になってしまい、考えるだけで
ぞっとしますね・・・。もしも借りなければ返せないような状況になりそうであれば、雪だるまが小さいうちに対策を立てなければなりません。
おまとめローンでまとめて返済に専念する、追加融資が出来ないように業者に依頼する、家族に頭を下げて立て替えてもらう、などの方法が考えられます。
しかしあらゆる手を尽くしても返済が不可能な場合は、抵抗があっても債務整理を検討する勇気も必要です。間違ってもヤミ金から借りるようなことはしてはいけません。
雪だるまどころか雪崩が起きて巻き込まれてしまいます。